医療法人皓星会☆
おはようございます。
通勤中の車内で気持ち良く歌っていたところ、
突然iPhoneのSiriに、
「少々お時間を下さい。」
という思わぬツッコミを受けた院長、松下です。
つい先程、患者さんから嬉しい報告をいただきました。
「◯◯さん、改め、◎◎さん。お疲れ様でした。ご入籍されたとのことで、おめでとうございます。」
「ありがとうございます。」
「先生、旦那さんもウチの患者さんなんですよ。」
「ほう。それはそれは。」
「ウチで知り合って仲良くなったんですよねー」
「えっ?マジで!?」
なんとウチがきっかけでゴールイン。
いやー。長くやってるとこういうことも
あるんですね。
僕も嬉しいです。
プロポーズの言葉はもちろん、
「これからも僕と一緒にきらりに通い続けませんか?」
だったとか、なかったとか。笑
さて、今年の4月からの分院展開について
前回報告させていただきました。
今回は、前回あまり触れなかった
法人化
についてもう少し深掘ってお伝えしたいと思います。
『法人』とは何ぞや?
と申しますと、まぁ簡単に言えば会社です。
つまり、今までは僕の個人商店だったのが、
ちゃんとお役所に登記をして会社になる。
そんなイメージです。
株式会社きらりデンタルクリニック
みたいな。
ただ、ウチは医療機関なんで株式会社ではなく、
医療法人
になります。
そう。
きらりデンタルクリニックは2021年4月から
医療法人皓星会 きらりデンタルクリニック
として再スタートします!
おぉ〜。
かっけー。
で?何が変わるの?
って顔してるそこのアナタ。
よくぞ聞いてくれました。
お答えしましょう。
何も変わりません。
以上。
内部の体制やらがゴチャゴチャ変わるだけで
患者さんとか外の人にとっては何も変わら
ないんですよ。笑
だからとくに法人化についてはお伝えする
ことはないんですが、
今日はこの法人名(会社名)である、
皓星会(こうせいかい)
の由来についてお話しましょう。
法人名といえば、我が子の名前を一文字入れて…
とかが良くあるパターンですが、
僕はそんなありきたりなことはしません。
皓星会。その由来は、
息子の名前そのまんま。
僕の7歳の息子の名前は皓星といいます。
何のひねりもありません。笑
皓星=ひときわ白く輝き、世の中を照らす清い星
という意味を込めた息子の名前をそのまま法人名に
することは、開業した4年前から決めていました。
だからウチは「きらり」だし、
星をモチーフにしてるんですね。
どストレートに皓星会と名付けた理由は、
単なる親バカとか、息子に対する思い入れと
言うよりは、自分に対する戒めです。
僕は上昇志向と好奇心が強い野心家です。
どうせやるなら大きくしたいし、
いろんなことにチャレンジしてみたい。
でも、どこでどんな仕事をしてようと、
どこまで昇りつめたとしても、
息子の名を汚すようなことは絶対にするまい。
4年前に誓いました。
僕は息子にいつも言っている言葉があります。
「嘘をつくな」
僕も正直に、不正をせず、正々堂々と
生きたいと思っています。
「弱い者をいじめるな」
弱きをたすけ、強きを挫く…必要はないけど、
僕自身も困っている人に手を差しのべられる強さを
持っていたいと思っています。
「人のせいにするな。」
まず自分を省みろ。
自分のケツくらい自分で拭ける人間であれ。
僕自身に言っています。
「自分のために泣くな。誰かのために涙を流せる男になれ。」
自分に同情するな。
厳しいですね。
僕も辛いとついメソメソ弱音を吐きたくなりますが、
誰に頼まれたわけでもない。
僕が選んだ道ですから。
僕がシャワーのように浴びせ続けたこの言葉を
息子は暗記しています。笑
そして、そんな偉そうなことを言って聞かせる父親を、
彼はじっと見つめています。
僕はいつもその視線を背中に感じています。
その視線にハッと我にかえり、また襟を正します。
今は無条件に大好きな、
尊敬する父親を見ている彼も、
いずれ僕を1人の男として客観的に評価する時が、
僕の言葉の真意を理解する時が来るでしょう。
その時に彼が、
「オヤジは大した奴だ。」
と思えるような存在でありたい。
だから僕は今日も偉そうなことを
言い続けなければいけない。
そしてそれを体現し続けなければならない。
【医療法人皓星会】
…その名のとおり、誠実・公明正大を旨とし社会に貢献したいという思いと、息子の名を冠することで、これを汚すことのない組織たらんという、自らへの戒めとしての意味をこめた。
そんな、僕の超個人的な思い満載の皓星会。
法人化しようと、この先何十年経とうと、
初心を忘れることなく、
息子の名に恥じぬ働きをしたいと思います。