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深イイ話2

『徒然草』の一節で、

面白い現代語訳みつけたので

ご紹介しましょう。

高校の国語とかで読んだ事ある方も

いるかも知れませんね。

 

 

これから芸を身につけようという人は

とかく、

「ヘタクソなうちは人に見られたら恥だ。人知れず特訓して、上達してから芸を披露するのがカッコいい」

などとよく勘違いしがちだ。

こんなことを言う人がモノになった

ためしは、何一つとしてない。

まだ芸がヘッポコなうちから

ベテランに交じって、

バカにされたり笑い者になっても

苦にすることなく、

平常心で頑張っていれば

素質や才能などいらない。

芸の道を踏み外すこともなく、

我流にも走らず、

時を経て、

上手いのか知らないが要領だけ良く

訓練をナメている者を超えて達人に

なるだろう。

人間性も向上し、努力は報われ、

無双のマイスターの称号が与えられる

までに至るわけだ。

人間国宝でも最初は

ヘタクソとなじられ、

ボロクソなまでに屈辱を味わった。

しかしその人が、

芸の教えを正しく学び、尊重し、

自分勝手にならなかったからこそ

重要無形文化財として称えられ、

万人の師匠になった。

どんな世界でも同じである。

(吉田兼好『徒然草』第百五十段)

 

 

成功するために必要なマインドは

700年前も同じらしい。

 

結局、やるかやらないかだ。

人生は短い。

 

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