きらり的働き方改革

『きらり的働き方改革』

てなわけで診療体制を大幅に変更しました。

当院は8月から、

水曜・祝日休診日

となっております。

つまり、年中無休はやめました❤️

まぁいつかはこうせざるを得ないなと

思ってました。

コンビニですら24時間営業にヒーヒー

言ってるこのご時世、

まず人材確保が大変なんすよ。

きちんと休みを取らせた上で

年中無休を維持しようと思ったら

それなりに人手がいります。

でも患者さんにとっては便利な

年中無休も、働く側には

ウケがすこぶる悪い。

ウチは平均的な歯科医院より待遇は

いい方なんですが、

全然応募が来ない＿|￣|○

もう何年も土日祝日に仕事してる

僕からすると、この辺の感覚はよく

分からないんだけど、

みんなやっぱり土日祝日は休みたい

みたいっすね。

それに加えて、

ただでさえレアキャラの歯科衛生士を

僕はちゃんと選抜してますからね。

誰でもいいってわけじゃない。

特に患者さんを触る歯科衛生士とDr.は、

きらりズムを持っていることが

必須条件だ。

しかしこの人材難。

このまま規模を大きくしていけば

優秀な人材を安定的に確保していくのは

ますます難しくなるだろう。

「よし。年中無休やーめた。」

というわけです。

土日診療をやめることも考えましたが、

本当に土日しか来れないという患者さん

もいらっしゃいます。

忙しい中頑張って通ってる方々のため、

土日は開けることにしました。

休診日を設定したことによる効果は、

・1日あたりのスタッフ数が増える

今まで以上に余裕を持って、

お待たせせずに患者さんに対応できる

ってわけです。

結果、クオリティも上がる。

最近あんまり待たなくなったでしょ？

・スタッフの休みが増え、残業が減る。

これも大きい。

スタッフの心身の安定は、

仕事のクオリティに直結する。

スタッフにはしっかり休んでもらって

プライベートも充実させ、

生き生きと仕事してもらいたい。

それが患者さんのためにもなります。

我々は人を癒す仕事してますからね。

癒す側が病んでたんじゃ話にならない

からね 笑

これでウチは年間休日140日弱。

…って公務員より多いやないかい。

有給もあるしもう十分だろ(；´Д`A

だがしかし。

僕にとってはいいことばっかりじゃない。

売上が減る。

…これは避けられないだろう。

単純に開ける時間が短くなるんだから。

当然診る患者さんの数も減る。

経費はほぼ変わらないのに売上だけ

下がるのは苦しいが、

まぁ仕方ない。

この改革は患者さんにとっても

スタッフにとってもメリットになる。

長期的に見れば必ず医院のメリットに

繋がるはずだ。

マイナス10%までなら許す！

ここが踏ん張りどころだぜ。

…さて8月も終わりに近づき

果たして患者さんはどのくらい

減ったのか！

…なんと患者さん増えた。

売上も少しだが上がった。

なんだこりゃ？

休みを作ったぶん、1日あたり診れる

患者さんの数が増えるので、

実際はそこまで減ることはないだろうと

予想していましたが、

さすがに増えるとは…。

とにかくこれで

銀行に土下座せずにすんだ(-｡-;

患者さん、スタッフ、僕、

三方よしで万々歳。

だったらもっと早くやりゃ良かったぜ…。

しかしまぁ、ありがたい話ですよ。

2年たっても新規の患者さんが

途切れない。

患者さんが患者さんを連れてきて、

最近は家族ぐるみで来られる患者さんが

ますます増えてきました。

結婚しました。

妊娠しました。

子供産まれましたよー。

子供大きくなったねー

こんな会話がますます増えました。

こういった、

患者さんのライフステージに合わせた

喜びを（時には悲しみも）共有できる

のは本当に醍醐味です。

ついて来てくれるスタッフにも

ほんと感謝しかないですよ。

何言い出すか分からない僕に

ついてくるのは大変だろうなぁ

と我ながら思います 笑

140日くらい休みあげないとバチあたり

ますわ。

僕はひとりじゃなーんにもできませんが、

相棒、土岩と、

彼女たちと一緒なら、

何でもできると思っています。

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