お知らせ

僕が考えるこの時代のキャリア戦略②

車に乗りながら爆音で音楽を

かけている人は単純に耳が悪いから

なんだろうと思っていましたが、

最近になって聞いた、

「あれはファッションでしょ。」

という意見に対し、

「なるほど。じゃあ街歩く時もラジカセ(古い)かついで爆音で音楽かけながら歩けばいいのに。それがカッコいいと思ってんなら当然そーするでしょ。でもそんな人いなくない?」

と、ついどうでもいいことに理屈を

こねこねしたくなる院長、松下です(※誰か分かる人いたら教えて)。

 

 

さてさて前回に引き続きキャリア論です。

 

前回は、

あなたのお給料はあなたの市場価値で

だいたい決まってしまうんだよ。

ということを確認した上で、

稼ごうと思ったらまず自分の市場価値を

高めたほうがコスパがいいと思うよ。

という提言をしました。

 

では、

 

市場価値とは何ぞや?

どーやって決まるのか?

自分の市場価値を高めるにはどーすればいいのか?

 

今日はこういったところから語ってみましょう。

 

 

突然ですが皆さん、

ダイヤモンドって高価ですよね?

 

じゃあ、ダイヤモンドがなぜ価値が

あるか分かりますか?

 

美しいからですか?

 

違います。

欲しい人がたくさんいるのに数が少ないから

です。

 

これを『希少性』と言います。

 

つまり、

市場価値が高いことと、希少価値が高い

ことはほぼイコールです。

 

もうお分かりですね。

 

市場価値の高い人材を目指そうと思ったら、希少価値の高い人材を目指せばいいんです。

 

そうすればあなたの値段は勝手に上がります。

それが市場原理だからです。

 

以上。解散。

 

と言いたいところですが、

 

意味が分からん。

そんなの無理だ。

 

という人も多いと思うのでもうちょっと

掘り下げましょう。

 

希少人材を目指すと言っても、

僕はなにも、

今から医者を目指せ!

とか、

160キロのストレートを投げろ!

とか言ってるわけじゃありません。

 

特別な才能なんていりません。

 

手持ちの武器(スキル)をひとつづつ

掛け合わせていけばいいんです。

 

歯科受付を例にしてみましょう。

 

あなたは20代前半で、

それなりに社会人としての接遇、マナー

は身につけている。

 

まぁ歯科受付としてやってはいける

でしょうが、

その程度ならあなたの代わりは500万人くらい

いるでしょう(たぶん)。

 

あなたが辞めても院長は大して困らない。

そのまま長く勤めたからといって

あなたの給料を上げる理由も院長には

ない。

新しく若い人雇った方がよっぽどいいわけです。

 

でもあなたが頑張って診療報酬請求事務の

スキルを身につけたとしましょう。

 

あなたは院長がやりたくないレセプトの

チェックを一手に引き受けます。

これだけでもあなたはかなり重宝がられ

ます。

僕もノドから手が出る程欲しいです。笑

 

あなたの代わりになる人材はこの時点で

おそらく5000人もいないでしょう。

 

さらにあなたは院長命令で医院の

ITシステムの構築を任されました。

人材育成スキームの構築も任されました。

webで集患しろと命じられました。

分院出すからマネジメントして軌道に

乗せてこいと命じられました。

 

あなたは死に物ぐるいでこれらの要求に、

時には徹夜や休み返上で働きながら

挫折や失敗しながらも結果を出し続けました。

 

はい、この時点であなたはもう唯一無二の

人材になっているでしょう。

 

あなたの代わりになる人材は業界に

10人もいないでしょうから。

 

これで給料が30万以下だったらさっさと

辞めちゃいましょう。

 

あなたがいくつだろうと高く買って

くれるとこはいくらでもあるし、

歯科医院に限らず、

コンサルティング会社、起業など、

選択肢はたくさん広がっています。

 

とまあ、これは

「こんなこといいな♪できたらいいな♪」

という僕のドラえもん的妄想ですが 笑

『スキルの掛け合わせで希少人材を目指す』

とはつまりこういうことです。

 

ひとつひとつの経験やスキルに

さほど希少性がないにしても、

それを掛け算していったら希少性が増すよね。

という発想。

 

優しい男。

とか

カッコいい男。

とか

仕事できる男。

とかはたくさんいるけど、

優しい×カッコいい×仕事できる

って男の人はなかなかいないしモテまくりでしょ?

 

それと一緒です。

 

このへんの話は、藤原和博さんの

『100万人に1人の存在になる方法』

という本に詳しいです。

興味ある方は読んでみて下さい。

 

ここでちょっと話が脱線しますが、

スキルを掛け合わせる、という理屈は

シンプルで明快なのですが、

もちろん簡単ではありません。

 

ひとつのスキルを体得するためには

それなりの努力と、体力と、時間が必要です。

 

特に何の経験もない若手のうちから

働き方改革だとか言って

定時に出社して定時に帰る、

それ以外は残業代下さーい。

というスタンスでは、

いつまでたってもあなたの価値は上がらず、

あなたの売り物は『時間』しかない

ことになります。

 

そしてあなたの時間の価値は、

悲しいかな何もしなければ年齢と共に

減っていくだけです。

 

同じ能力なら絶対、将来性のある若い人材の方が

市場価値が高いからです。

 

結果、歳をとったあなたが稼ごうと思えば、

より時間を差し出す(長時間働く)しか

なくなるわけです。

 

それが現実です。

 

僕が、体力と時間のある若いうちほど、

自分のスペックを上げるために投資しろ

と言うのはそのためです。

 

稼ぎのいい就職先してよく挙げられる

外資系コンサルティングファームは

激務として知られ、

若手のうちは徹夜もザラだと聞きます。

 

サラリーマンで年収2000万以上、

1億越えもザラという世界ですが、

結果が出なければクビというシビアな環境で、

才能ある若手が大量の時間と体力を投下し、

自分の稼ぐスキルを磨いているわけです。

 

稼ごうと思うのなら、

時間の切り売りからいずれ脱出したいと

思うのなら、

この主体的で目的的な努力のプロセスは

必ず必要だと僕は思います。

 

ちなみに、

「俺は残業代も貰わずに毎日毎日長時間働いているぜ!」

という人は結構いると思います。

 

そういう人は、その労力が、

自分の未来への投資のための努力になっているか

考えてみましょう。

 

『労働』と『努力』は全然違います。

 

努力とは、

自分の意思で、目的を持ってなされるもの

です。

 

あなたが傾けるその労力がこれに該当せず、

ただ会社の言いなりでやってるだけなら

時間のムダなので今すぐ辞めたほうが

いいでしょう。

 

世間ではあなたのように会社にいいように

使われる人のことを

『社畜』

といいます。

 

そしてそんなことを社員に強いる会社のことを

『ブラック企業』

といいます。

 

 

さて、毎度のことで長くなりましたが、笑

今までの話をまとめると、

・稼ぎたければ希少価値の高い人材を目指そう。

・そのために、今の自分にスキルや経験を掛け合わせていこう。

・スキルを身につけ、経験を積むためには、やっぱり努力が必要だよ。

ということです。

 

はー、長くなった。

 

…続きは次回にしてもいいですか?笑

 

まだこの話続けんの?

って声が聞こえてきそうですが、

必ず次回でまとめますから。汗

 

これまでの話を踏まえて、

じゃあ僕が歯医者じゃないとして

今から就活するならどうするか?

コロナちゃんも絡めて語りましょう。

 

…いや、必ず次回でまとめますm(__)m

 

あ、いちおー確認なんですけど、

なんだかんだ厳しいことも言ってますが、

これまでの話はあくまで、

『稼ぐこと』

にフォーカスしてお話しています。

 

働くことの目的、喜びは、

もちろんお金だけじゃありません。

 

ちなみに僕は、

「お金より愛でしょ」派です。笑

 

自分が実現したい未来を、

仲間と一緒に見てみたい。

そのためにやってます。

 

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