大森塾行ってきました。|鹿児島市谷山、吉野、中山、姶良市の歯科医院 きらりデンタルクリニック

お知らせ

大森塾行ってきました。

皆さんこんばんわ。

久しぶりの大森塾ADPR2days in大阪

という事でいつもの常宿天王寺ボロホテル

でこのブログを書いております。

ボロホテルって何のこと?

だって?

そんなあなたはきらりデンタルクリニック

初心者に違いない。

バックナンバーを読んで勉強したまえ。

今回の大森塾、テーマはズバリ、

インプラント補綴!!

補綴ってなに?

って思うでしょ。

補綴ってかぶせ物です。

インプラントに限らず歯科治療では

かぶせ物は昔から頻度の高い治療です。

そう、銀歯も補綴物です。

とはいえかぶせ物って単純に型とって

作ればいいってもんじゃないんです。

ちょっと話は脱線しますが、せっかく

の機会なんで僕の補綴へのこだわり

をお話ししましょう。

補綴物は言うまでもなく人工物です。

インレーだろうがクラウンだろうが

金属だろうがセラミックだろうが、

人工物です。

我々は歯の削った部分を、これら人工物

で修復しているわけです。

しかも接着剤で半永久的にくっつける

訳です。

考えてみるとちょっと怖くないですか?

僕ら歯医者はみんな分かっています。

マズイ補綴をすると後々どんなことになるか。

じゃあ補綴で何が大事なのかというと、

適合

これです。

もちろん他にも色々あるんだけど、

これが最も大事で、適合が悪ければ

他の要素をいくら云々しても意味が

ないと僕は思っています。

適合がその歯のその後の寿命を

決めてしまうと言っても過言では

ありません。

適合なんて、そんなの合ってて

当たり前じゃないの?

って思うでしょ?

当たり前じゃないんです。

ぴったり合わせるのは難しいんです。

色んな工程に妥協なくこだわらなく

てはいけません。

例えば僕も土岩も、特に型取り前の

プレパレーションという工程では

ゴツいメガネをかけて命懸けで

歯を削っています。

この工程が適合にかなり大きく影響

するからです。

時間かけるし、時には2回に分けたり

患者さんにも負担をかける事もあり

ますが、全ては適合のため、患者さん

のためなんです。

ここらへんはこだわろうと思えば

いくらでもこだわれるし、

手を抜こうと思えば

いくらでも抜ける、

正に歯医者の大きな腕の見せ所の

ひとつでもあります。

さて話を元に戻しましょう。

今回はインプラント(人工歯根)の上に、

いかに補綴して(歯をつくって)いくか、

がテーマです。

インプラントは簡単に言うと人工の

歯の根っこの上に土台をはめて

その上から歯をかぶせる治療ですが、

これもただ植えてはめてかぶせれば

いいわけではありません。

見た目がよく、かつ長持ちさせよう

と思えば、こだわるポイントはたくさん

あります。

このへんのこだわりポイントを詳細に

勉強してきました。

実際の臨床では、特に保険診療では

かけられる時間、コストに制限が

あります。

正直な話、これ位でいいだろうと

妥協してしまいそうになる事も

ありますが、

「このひと手間を惜しまない」

それを心掛けて日々診療しています。

僕の尊敬する先輩方は、愚直にその

姿勢を貫いて来た方々です。

僕もそこを目指したい。

改めてそう思いました。

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